それ、ほんとう? その② 0,1歳は机上あそびはしない

昔々、何十年も前に来たハンガリーの教育者が、一斉保育で机に長いこと座らされている乳児の子どもたちを見た時に指摘したのが「乳児はまだ背筋もちゃんと育っていない。こんなに長いこと椅子に座らされるのは良くない。乳児は床に座って遊ぶほうが身体の発達から考えても自然なのだから、床で遊べる場を増やさないと」ということだった。何しろ、昔々のその時代に、私自身も通訳したので覚えている。

それが、自由に遊べる環境を作るようになった園でも、いまだに「机に座って遊ぶのは良くない」となっているようだ。

確かに、乳児は床にぺたんと座ってあそぶ方が自然だ。でも、だからと言って、椅子に座って遊ぶのがだめというのはどうだろう?

床の上でするよりも、机でした方が遊びやすいこともある。子ども自身がこのんで椅子に座って遊び始めることもある。お台所があれば、子どもは椅子に座って食べる真似をするし、人形を隣に座らせたりしている。

座っては動いて、また、静かに遊んでは動いて・・・を繰り返すのが乳児だ。だから、自由に身体を動かせ、姿勢を選べる遊び空間があれば、0歳でも1歳でも机上あそびがあっても問題ない。それどころか、0歳の後半になってくると月齢の高い子は、こういった遊びも求めるようになってくる。

子どもは床であそぶのが自然・・・が幼児になっても引き継がれているところも多いようだ。床であそぶのも自然だが、幼児の子どもたちがみんな床にぺたんと座って遊んでいる光景があったら、ちょっと気を付けた方がいい。本来、幼児の子どもたちは椅子に座っての机上あそびを好み始めるし、必要になってくる。

素朴に「?」と思った時は、どこかに書いてある「こうあるべき」にとらわれず、まずは子どもたちの姿をよーくみてみることか始めよう。

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