夏だ、オリンピックだ♪

約二か月ぶりにハンガリーの自宅に戻ってきたら、「ぼくたちこんなに大きくなって待っていたんだよ~」とニコニコして(?)まっていた・・・雑草たち。

面白いことに、毎年「今年の雑草」があるようで、今年は「ねこじゃらし」。

50センチはあるかと思われる大ねこじゃらしにおおわれた花壇と畑を呆然と眺めていたら、「なるほど、君は日本で働いて、時々、雑草を抜くためにハンガリーに戻ってきているんだね」と隣のおじさんに笑われた。

きっときれいだったんだろうなーと思わせる、ラベンダーの茶色くなった枝先を切り取り、実になり始めているバラの、恐ろしくこんがらがってしまった枝を、腕中傷だらけになりながらほどいて、剪定していく。家にいる時にしかできないので、剪定の時期など関係なく我が家の花たちは剪定されてしまうが、それでもちゃんと咲いてくれる(と思う。何しろ、花がさいている時期にあまり家にいない...涙。でも、咲き終わった花殻がたくさんついているから、きっとさいているのだと思う)。

「お母さんが帰ってきて良かったなー、これで安心してオリンピックが見られる」と言いながらテレビの前に陣取っている夫のおかげで、ありとあらゆる種目を見ることになる。(夫はヨットのコーチで、雨だと練習が中止になる。このところ、ハンガリーは雨続き)

ハンガリーの放映の仕方を見ていると、日本の放映がどれだけ日本の、それも、有名な競技・選手だけに偏っているかがよく分かる。オリンピックのすごいところは、ありとあらゆるスポーツのトップレベルの競技が見れることだ。日本選手が参加していなくても、世界レベルでのスポーツの競技を見ること自体に意味がある・・・と思うのだけれど、それをしようと思うといくつものチャンネルが同時進行でいろいろなスポーツを同時放映する必要が出てくる。

ハンガリーのような国ができていることなんだから、日本にだってできないことはないんだろうに・・・と思うけれど、"スポーツ"に関心を持っている人が実は少ないということなんだろうか?もしくは、こういう放映の仕方の結果として、スポーツに対する関心がいまいちなままきているのだろうか?中学、高校でこれだけ部活が盛んなのに、大人になった時には純粋な(健康のためにとか、娯楽のためにではなくて、人生をかけての競技というような意味での)"スポーツ"に対する関心があまりないような気がするのはなぜだろう。

・・・ねこじゃらしを抜きながら、バラのとげに刺されながら、とめどなく頭に浮かぶことを考えるハンガリーでの日々なのです。