保育士の発達障害

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このところ、あ、もしかして・・・と思うことが増えている。

発達障害を持っている保育士だ。保育士不足で、免許を持っていれば誰でも選ぶことなく雇わなければいけない現状に、たくさんの、課題の多い保育士も現場に入り正規職員で働いている。

どれだけ努力をしても視野を広げることができない、手順を覚えられない、何人もの子どもを一度には見れない、大人同士の連携がとれない、伝達事項が上手く行かない、子どもの気持ちがどうも理解できない・・・

保育士としてはかなり厳しい。周りは、理由が分からずに疲弊していく・・・。でも、もしそういう職員がいるのなら、その人への対応を考えていくしかない。

  どういった形で伝達したら伝わるのか、間違えないのかを考える(伝え方、文章、イラスト・・・)

  手順はイラストで張り出す、定期的に確認をする。

  3対一が無理なら、二対一、それが無理なら、一対一・・・担当の子どもの数を減らす。

  確実にみる場面を狭くする。見やすい空間づくりにする。

  子どもの状態を読み取る研修、話しあいを定期的に行う・・・

何らかの対応策はあるはず。

一緒に働いている人にとっての負担も大きいけれど、本人だってしんどい。違った職業を選んだ方が本人が楽なケースもあるだろうが、なかなかそう簡単にはいかないだろう。

逆に、そういう人には、発達障害の子どものことが理解しやすいかもしれない。

実際に、何らかの課題のある保育士が、立派にクラスのリーダーとなって保育を引っ張っていっているケースもある。「甘ったるい理解」ではなく、「子どものためにはここはしっかりしてほしい」という園の信念と、でも、「本人にどう伝えたらわかりやすいか。動きやすいか」という、その人をどう育てていくかという姿勢の成果だ。

もう一つ、特に障害があるわけでもないのに意地悪な人、分からない・できない子どもにつらく当たる人、「できて当たり前」と厳しい人などに出会うと、大変な中でも一生懸命子どもと関わろうとしている人たちの方が、もしかしたら子どもたちにとっては良いのかもしれない・・・と思う。

これからのことを考えると、いろいろな人が保育園で働く、過ごすことが増えていくだろうから、より良い方法を探り、いろいろなバリエーションを考えておく必要が出てきそうだ。