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あそべている?あそべていない?

日本でも"子どもの遊び"を真面目に考える園が増えてきたことは嬉しいことです。

コーナーを作ったり、遊具を揃えたりするだけでも、子ども達はそれらに刺激を受けて遊び始めます。自分達の関心を持っていることを試してみたり、「?」と思ったことを繰り返したり、日常生活の中で目にしたことを実際に遊びで再現してみたり・・・。

 

遊ぶ中で子ども達は考え、確認していきます。

自分の身体や、物について経験し、認識していきます。

物と物、人と物、人と人の関係、因果関係、原因と結果を学びます。

遊びを通して、友達と関わろうとし、関わる方法を学んでいきます。

言葉や表情、表現というコミュニケーションを練習していきます。

 

その他たくさんのこと、つまり、生きていくための基本的な事柄を遊びの中で練習しています。

 

本当に良く遊べているのかどうかは、その子どもの成長や発達に、その子のしている遊びが合っているのかどうかが見ることができて始めて判断できます。

遊具の刺激で遊んでいるけれど、よくよく見てみると、子ども達の発達には合っていない、基本的な練習遊びの段階でストップしていることもよくあります。そんな時は、保育士も、子ども達が何かしら遊んでいるので安心しており、その中での子どもの発達や課題が見えていません。

ぎゃくに、年齢には合わないように見える基本的な機能練習遊びを繰り返しているけれど、その中で子どもが何かを学んでいることもあります。そんなとき、保育士は子どもが何に関心を持っているか共感を持ちながら観察し、場合によっては声をかけます。

 

子どもが遊んでいるかどうかの判断は"質"によります。

新しく出された遊具、物珍しい道具の刺激で遊んでいるだけなのか、それとも、本当に自分の中の経験や発達が機動力になっているのか。保育士にはそれを見極める力が求められています。

あそび

子どものあそびについて・・・

子どもにとっての遊びは、暇つぶしではありません。子どもにとって、遊びは生きていることそのものと言ってもいいかもしれません。

5ヶ月の子が、仰向けになって足を上げ、その足を手でつかんだり、叩いたりしています。

1歳の子が、ハンカチを床に敷いて、その上に座り、ちゃんと座れたかな?と振り向いてみています。

2歳の子どもが隣の子の車に手を出しています。。

3歳の子がじっと虫を眺めています。

4歳の子がお医者さんになって友達の足に布をぐるぐる巻いています。

5歳の子が隣の子と話しながらも熱心に絵を描いています。

 

そのほか、花に水をあげている子、積み木を積み上げている子、絵本を読んでいる子、保育士さんの話を興味深そうに聞いている子・・・・・もし、子どもが熱心にそのことをしているなら、それは子どもが「遊んでいるから」といえるのではないでしょうか。

 

子どもにとっての遊びは、暇つぶしではありません。

子どもにとって、遊びは生きていることそのものと言ってもいいかもしれません。

遊びながら考え、遊びながら確認し、遊びながら思い出し、遊びながら見通しを立てます。

分からなかったこと、辛かったこと、楽しかったことを遊びます。

遊びを通して、自分の身体や力を知ります。

できないことを何度も繰り返して遊びます(大人はこれを練習しているとも言います)。

保育士さんのしていることが面白ければ、真剣に耳を傾けます(大人はこれを学習しているとも言います)。

 

大人は、子どもの遊びを見ることで、その子どもの状態や発達を知ることができます。

遊びを通して子どもの発達に働きかけることができます。

 

子どもの遊びの、何をどう見ていくのか?

これから少しづつ紹介していこうと思います。